ナイトドクターがスタートして２週間ほど経ちましたが、現実の世界では新型コロナが猛威を振るってる…
ドラマではこの辺の事は描かれていませんが、ナイトドクターの感想としては社会的な問題を織り込んだドラマという感じなので、そのうち伝染病とかもエピソードに入れて欲しいかも。
でも、あまりにリアリティがあると心が痛みそうで怖い気もします。
社会的な問題といえば、イチケイのカラスも興味深いドラマでした。
裁判官も役人であり、効率を上げて正しいジャッジを下すためには、ある点では検察の集めた証拠をベースに、スムーズに進行させるべきを、疑問点があれば真実を把握するために効率を無視して権限を発動し、効率重視の裁判所と軋轢を生じさせます。
しかし、そんな軋轢をものともせずに、裁判官が納得できるまで、補強捜査を実施するのです。しかも、ともすれば暗くなりやすい事件・裁判ドラマですが、このドラマではコミカルタッチで描かれており、非常に楽しく見る事が出来るドラマとなっていました。
傍聴席には、この裁判官の権限発動を見ようとする傍聴マニアが毎回映し出され、そこにはちょい役で漫才師や様々な人が出演しており、これもドラマを陰で支えて良い味を出していました。
とにかく語りつくせぬユニークさを持った楽しめるドラマであり、毎週待ち遠しい想いで視聴できました。
ナイトドクターは医療ドラマなのでどうしても重くなりそうですが、シビアな社会問題を少しでも知ることができればと思います。