住宅ローンの保証料とは?
住宅ローンを借りる際に必要な「保証料」とは、借り手が返済できなくなった場合に、保証会社が代わって金融機関に残債を一括で返済するための費用です。
借り手は保証料を保証会社に支払い、多くの住宅ローンでは「保証会社による保証」を受けることが条件とされています。
ただし、一部の金融機関では保証料が不要な場合もあります。
保証料の支払い方法には一括払いと内払いがあり、具体的な金額は金融機関や保証会社により異なります。
保証料の役割は、借り手の返済リスクを負担し、安心感を金融機関に与えることで、借り手が住宅を失うことなく返済できるようサポートすることです。
参考ページ:不動産中古住宅|住宅ローンの保証料ってなぜ必要?詳しく解説!
保証料を支払っても、返済義務から解放されるわけではありません。
代位弁済後には、返済を銀行ではなく保証会社に行う必要があります。
しかしながら、保証料を支払うことで安心して返済義務から解放されるわけではありません。
実際には、代位弁済が行われた後は、借入先である銀行の代わりに保証会社に対して返済を行う必要が生じます。
具体的に言うと、保証会社は借入者の代わりに債務を返済し、その後は借入者に対して返済を求めることになります。
つまり、保証会社は銀行に対して行った代位弁済分を借入者に回収するために、借入者に対して返済の請求を行うわけです。
したがって、保証料を支払ったからといって、返済義務から解放されるわけではなく、むしろ保証会社に対して新たな返済義務が発生することになります。
この点には十分に注意して、借入先と保証会社との関係を理解しましょう。