Skip to content

モバイルルーターのデメリット

  • by

モバイルルーターのデメリットは・・・これをデメリットと呼んで良いのか微妙ではありますが、環境が通信速度にかなり影響するというのが挙げられます。携帯電話にも電波の弱いところや電波の届かないところがあるように、モバイル回線でも電波の届きにくいところ、届かないところがあります。当然、電波が届きにくいところでは、通信が不安定になりますので、たとえインターネットに接続できても通信速度が落ちてしまったり、途切れてしまったりしますし、電波の届かないところでは、インターネットを接続することができません。各通信会社がエリアを拡大し続けていますから、普段生活している場所であれば、大抵のところが通信エリア内に入っているのですが、それでも日本全国どこでも・・・というわけではありません。
また、たとえ通信エリア内であっても、周囲の建物の影響も受けやすいため、例えば高層マンションの隣のビルに入った途端に回線が切れてしまったり、通信速度が落ちてしまうこともあるんです。
更に、モバイルルーターは高速通信が可能ではあるものの、それでも光回線と比べると、たとえ正常に電波が届いていても、まだまだ光回線の方が通信速度は速いんですよね。もちろん、モバイルデータ通信の通信速度が遅いわけではなく、寧ろ、少し前までのADSL以上の速度なのですが、自宅で光回線を利用している方などは、モバイルルーターの速度が遅く感じてしまうかもしれません。もっとも、モバイルルーターの速度も、年月と共に早くなっていくと思いますけどね。
さらに、WiFiルーターとしてもモバイルルーターはホームルーターと比較すると機能が落ちます。アンテナはホームルーターの方が多くて感度も高いですし、同時接続できるWiFi機器の数もホームルーターには遠く及びません。
あくまでもモバイルルーターは一人、多くても二人で利用するものであって、自宅で家族と一緒に使うのであればホームルーターが望ましいのです。